皆さんこんにちは。
さて、ピラティスとは何でしょう?
聞いたことはあるけど、詳しくはわからない方が多いと思います(^^)/
今日は、よくある「ヨガとピラティスの違い」を含めてピラティスのご紹介をいたします。
ピラティスとは、ドイツで生まれたジョセフ・ピラティス氏が開発した健康メソッドです。
ジョセフピラティス氏 が開発したのは1,914年に勃発した 第1次世界大戦のさなか。看護師として傷病兵のリハビリを担当している中で開発してゆきました。
傷病兵をいち早く戦地へ送り返すことを目的せざるを得ない状況からピラティスは生まれたのです。
大戦後の1,926年ジョセフ氏は、「ピラティス」を広めるためにニューヨークに渡りました。 その船の中で、妻となる看護師の女性[クララ・ゾイナー氏]と出会いました。そして、二人でピラティスを共に広めていったのです。
その2人から直接の指導を受けた第一世代と呼ばれる一番弟子達によると、 ジョセフピラティス氏本人よりも 妻のクララ氏の方が教え方に関して遥かに丁寧で上手だったということです。
さて、そんなピラティスですが、ヨガとはどのように違うのか。 そこはよく聞かれるところです。
まずは、イメージから一言で。
上はヨガの画像。「ヨガはストレッチ重視」
上はピラティスの画像。「ピラティスは筋トレ重視」
詳しい違いは、
- まず歴史が違います。ヨガは誕生してから4000年。 ピラティスはまだ100年です。
- ヨガは元々精神的修行のために生まれました。つまり肉体を鍛えることは手段に過ぎなかったのです。
- 対してピラティスは、健康メソッドとして生まれました。肉体を通して、精神の安定を確立してゆくのです。精神の安定や強化は目的ではなく結果と言えるでしょう。
そして、大切な違いは、
- ヨガは可動性を重視し、ピラティスは安定性を重視します。
ヨガもピラティスも、安定性と可動性のどちらかを疎かにしているわけではありません。
ただ、ヨガとピラティスの具体的な差を理解するのには、このキーワードが手がかりとなるでしょう。
上の画像を見てください。
まさしくヨガって感じですよね。可動性の限界を引き出しています。
ではピラティスの安定性とは?
ピラティスでは、コア(体のインナーマッスル)が安定した上で、他の組織のしなやかな動きを追及してゆきます。
ただ、大きく動けることは、ピラティスには何の意味もありません。それは、柔軟体操であって、ピラティスとは異なるものです。
ピラティスが最も大切にするのが、コアの安定です。「コアが安定してはじめて、四肢が動きを得る」というのがピラティスの考え方です。
今では、このインナーマッスル(コア)の安定を重視する考え方が、現代トレーニングの常識となっています。
数々のトップ選手が体幹、インナー、コアなどのトレーニングを行っています。最近は、コアより体幹という言葉が広く使われていますね。
ちなみに体幹とは、体全部から、首から上と四肢(手、足)を除いたものと定義されています。
さて、このように一見すると、ピラティスの方が優位に見えてきますね。
しかし、ヨガの方が人気が高いのはナゼだと思いますか?
実際にピラティスをしたことがある方は、わかると思いますが、ピラティスってわかりにくい…
地味で、微妙なんです…。
インストラクターの先生にマンツーマンで見てもらって、はじめて理解できる感じなのです。
ヨガやピラティスをされる方は、ヨガもピラティスもどちらも体験したことがある方が多いです。その中で、ヨガのリピート率が高いのは、理屈を越えた楽しさと気持ち良さ、その後の調子の良さに関係があるのです。
実際に、ヨガを続けてゆくと、深みを感じてゆくようになります。もちろん、これは、ピラティスも同じです。
どちらが、お勧めということでは、ありません。
まずは、行うことです。
どちらから、多くのフィードバックを得ることができるか、それは、個人差もあるし、同じ人でも年令や、環境によって変わってきます。
トータルボディーメイクそらyogaでは、ヨガもピラティスもどちらも行います☆
今日は、どちらよりのトレーニングがしたいかなどございましたら、それに合わせてプログラムを組み立ててゆきます。
まずは、ヨガ・ピラティスを行うことです。
では、今日は簡単にピラティスについて、ヨガと比較しながらご説明させていただきました。
皆様とご一緒に、ヨガやピラティスを楽しめるときを楽しみにしております。
御覧くださり誠にありがとうございます。
~トータルボディーメイクそらよがyoga~